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にゅん。のにゅん。によるなにか。→衣谷の衣谷による何か。 小説の事とか、いつものこととか、コーヒーの事とか、うつ展開なこととか。
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たまたま手に取った文芸雑誌に紹介されていて、ふと後ろを振り返ったら平積みされていたから衝動買いした小説『カッシアの物語』。

なんだか安っぽい印刷だなーなんておもってたけれども、内容は一級品。いわゆるディストピアもので、全てのことがらが数学的あるいは確率的な観点で確立されていて、それを役人が決めてゆくという社会に生きる少女のお話。

全てを役人の決定に任せるという完全に受動的な人々が暮らす中で異なる考えを得てゆくカッシアの姿には、ここ最近のスペキュレイティブフィクションの中ではかなり優秀な出来。やっぱりファンタジーやらSFには純文学に切りこめるだけの力があるんだろうなって思えた。

なんとなく思ったのが、人が考えるのを止めさせる非現実が「宗教」で、人が考えるのを深めさせるのが「思索小説」なのかな、ってこと。
これは気分的なところ。

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あたいが同人参戦したアンソロジー、『ばとねのかたまり2』が配信開始しやしたよー。



というわけで、同人参戦第2弾だす。

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とりあえず、あたらしいコンセプトでなんとなくまとまりそうな予感がするから、これで進めてみる。ミアさんの件は別の作品をかこうかな。いい加減さ、ここ4年ぐらいミアさんの小説を書いてないし。

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いやね、『遺作』なる卒業制作の小説集にのせる作品のことなんだ。


前々から考えていた、ミアさんのネタで行こうと思ってたんだけれども、新しい試みとして単発書簡スタイルで書こうと思ったんだけれども、なんとなく違和感があって。もちろん作品として悪いとは思ってないのだけれども、こう、

なにか卒業制作としてグサッとするようなヤツがいいかもしれない

なんて思ってる次第。ようは、自分の中に浮かんだ物語を語るんじゃなくて、自分の中にあるものそのものを表現するのがふさわしいんじゃないか、ということ。多分大学を出たらあんな原稿用紙10枚ぐらいの作品なんてこの先書かないだろうし、だからといって自分の中にあるものそのものを表現するとなれば、あたいがメインとしている100~400っていうレンジではまず実力が足らないと思う(たぶん精神的にキツイ)。だったらこのタイミングで、ミニ作品のシメとしてそいつを表現するのもありなんじゃないかと。いろんな人に傷痕残したいし。実際、ここ最近は『表現しないといけない」と思って作品の中に織り込んでも思っていたほど成功していないのが現実だし、うん。

さて、どうしましょう。締め切りまであと15日ちょっと。

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太宰治賞の受賞作、『会えなかった人』

だいたい半分弱の部分をよんだんだけれども、よく分からない小説。なんだか断片的で、散り散り。とにかく散乱している印象。話が右に左にそれてるのかな? いまだ筋道の着地点が見えないという不思議な感じ。

あと、最大のハテナが人称。1人称と3人称がごっちゃになっているというとんでもないスタイル。あたいははじめ、1人称が作者の語り手としての人称で、って考えてはみたんだけれども、どうもそれでは理解できない文脈もある。なんなんだろう、これ。選考委員講評でもかいてあったけれども、これは本当によく分からない。

ただ、表現っていう小さい単位に目を向けると、決して悪くはないんだよね。参考になる表現がいろいろと見受けられるし、説得力もある。

ただ、筋書きの道が見えない。

なんなんだろう、この小説。そもそも小説として出来上がっていない悪質なものなのか、それともあたいやら選考委員やらの理解を超越したハイレベルな小説なのか。
一体なんなのやら。

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てなわけで、あたいが個人誌のアレ(加筆)で応募した太宰治賞の応募総数が発表された次第。


1212編

まあ、コンクール自体の質を測るバロメータとしては、まあまあなほうだよね。
こういうのは多い方がいいって考えかも知れないけれども、それは間違っていて、多いのは多いので問題なんさ。ただ、ブランド力を測るには効果があるけれど。電撃なんか大量に送りつけられる好例だけれども、あの中の9割はカブリなんだよね。ちょっとでもカブリがなければ選考は通過できる。まあだからといって、採集に残れるかどうかはまた別の話だけれども。

少ない、っていうのは、実は応募者のレベルがただならぬ高さであることもあるんよ。ほぼプロにちかいアマチュアが集まる賞なんかがあるから、そういうところは必然的に少なくなってくる。あとは、ジャンル的な縛り。経済小説縛りの賞なんかは、たしか400編ぐらいだけれども、基本的には全員が経済を語れる人っていうトンデモナイ高度なコンクールだから、生半可な薀蓄だと手が出ない。そういう人がノンジャンルの『すばる』とかに流れるという構図。そもそも、作品が集まらない上に質が悪いなんて、コンクールとしてやっていく意味がないから、うん。


というわけで、1000編というのは、文学賞の競争においては基準となる母集団、ということ。
特に太宰治賞のいいところは、一次選考から最終選考結果まで、全部が公開される、ってことだね。

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書くモチベーションが下がり始めてる気がする今日この頃。
今月末締切のヤツを今日は(木曜)は一切手を付けてないし、4月末コンクールのやつもまだ100枚くらいしかかけてないし……ああ、なんでだか。

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締切が……

卒論ではないよ、例のきのもの! のばとね! アンソロ企画第2弾。締め切りまであと25日ぐらいだけれども、この段階から不安になるペース。まあ、伸ばしてくれるという話だから、ぎりぎりになったら土下座をすればいいのかもしれないけれど、できれば最初の締め切りに間に合わせたいな。

とりあえず、20日を目安にしよう。

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というわけで、二度目、木下さん主宰のばとね!のアンソロ第2弾に参加することにしたよー。
人目に触れる目的の二次創作はこれが二度目。

だいたいどんなねたにするかは考えてるんだ。ただ、そのための整理がまだ終わってないだけ。できるだけポップなスタイルになるようにしたいけれども、なあ。どうしたらポップ文体になるのかしら?

とりあえず、締め切りに間に合うよう頑張ろう。

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今日はずっとEPUBの作成を実際にやってみよう、ということでデータを作っていた次第。

あと、データがひとまず出来上がったのでDIsite.comの「演者に来ない暁」にEPUBを同梱させてみた。数日のうちに提供開始されると思うよ。

やっぱり、EPUB、というか、モビリティデバイスをターゲットにしたコンテンツはやっぱり伸びるんじゃないか、と思って、EPUBを導入することにした。前も同じこと考えてたけれども、あまり知識もなかったから見送ってたけれども、いいチュートリアルを発見したのでそれをもとに製作。
やっぱり小型端末に対しては、ディスプレイの大きさを勘案に入れた規格の方が読みやすさとしては有利だなあ、と思った次第。特にAndroid端末を持つようになってから特に。

PDF→「紙」という基準に最適化
EPUB→「ディスプレイ」という基準の最適化

この発見は大きいと思うんだ、あたいの中で。

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衣谷 創
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性別:
男性
職業:
プログラマー見習い
自己紹介:
とりあえず、メンタルの波が激しい今日この頃。
小説を書いてます。素人ながら。
コーヒーを飲んでいます。素人ながら。
サークル「にの、にの?」の人だす。

ソフトウェア開発企業に就職しました。

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