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にゅん。のにゅん。によるなにか。→衣谷の衣谷による何か。 小説の事とか、いつものこととか、コーヒーの事とか、うつ展開なこととか。
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学問としてはあまり研究されてないみたいで、どちらかというと実学・実践としてとらえられている小説の創作に関する方法理論。便宜上「小説表現論」とでもしておこうか(表現論そのものは数学の1分野としてあるため。ただしあたいはそっちの表現論は概念自体がちんぷんかんぷん)。

たぶん、本当に小説がうまくなりたい人は一度は手に出すであろう小説ハウツー本。そこには必ず、小説における文の三大要素が記されているわけだが
  • 説明文
  • 描写文
  • 会話文
この三つは必ず指摘されてると思う。一般に説明文は『事柄を解説し、物語におけるアクセル役』、描写文は『事柄の詳細を描きあげる、物語におけるブレーキ役』、そして会話文は『登場人物の音声会話を言語化したもの、物語におけるニュートラル役』とされる。

ああそうなんだー、と思うのが普通かもしれないし、それが正しいのかもしれない。説明文と描写文と会話文で成り立ってるのか、へえー、で。

でも、実際に経験を積んできたあたいの場合は大きな疑問にぶち当たったわけで。

「説明文と描写文を区別する最大かつ絶対的な要素は何か?」

考えてみると、すごくあいまいなんだよね。事柄を「説明」するのか、事柄を「描写」するのか。

説明=ある事柄が、よく分かるように述べること。
描写=ものの形や状態、心に感じた事などを、言葉・絵画・音楽などによって写し表すこと。

と小学館の大辞泉には載ってるのだけれども、これでも明確さがない。ある事柄をよく分かるように記述するためには、物の形や状態も記述しなければならなくて、ある事柄が人間の心理を指し示している場合は、よく分かるように記述するためには心に感じたことを記す必要があって。

あるいは、時々、説明=客観的で、描写=主観的、という考え方をする人がいる。でも、これも明確じゃない。だって、それが絶対であれば、一人称小説において説明文は存在しえないことになる。理由は簡単、一人称小説は特定の誰かを語り手に設定するため、「語り手以外の視点を持つ」という客観性が存在してはいけないから。見聞による客観性が指摘できたとしても、読者としては、必ず語り手としてのフィルターを通さなければならないわけで、それは客観性とは少し違う。

一人称小説で説明文は存在しえない。でも、実際に「事柄がよく分かるように述べ」ることはできる。ということは、客観的ではない描写に説明、という役割が含まれるからではないかと考えられるわけで。

つまり、描写文が説明文となり得る。描写文が説明文となるなら、説明文が描写文となり得る。

となると、今まで信じられてきた説明文と描写文の区別は間違っていた、という考えに至るわけで。

つまり、「説明文」「描写文」「会話文」ではなく、「記述」「会話文」この2つで小説は成り立っているのではないか? という仮説。

これについてはぜひとも意見が訊きたいなー。どうなんだろう? というか、そんなこと考えて創作なんかしないかな。

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人によって(そもそも本の編集をやる人はそう多くはないと思うけれど)編集作業を進めていくうえで悩みどころって色々あると思う。本当の編集だったら、デザイナーをどうするかとか、誰に発注するのかをかんがえるけれども、貧乏学生には人を雇う金があるわけがなく。一人編集部なら全部を一人で管理しないといけないわけで。

まあ、原稿を書く人の負担を最小限に抑える、これがあたいの主義だからね。原稿管理、印刷原稿オペレーション、印刷所取次、カバーアート。

あたいにとって最大の難関はカバー。表紙のデザインどうしようかな、と。
それを今日延々と考えて、写真を入れようか、写真を加工してみようか、テクストワークをどうしようか、ベースカラーをどうしようか、なんていろいろ考えていたわけよ。まあ、あと、出力ソフトの調整とかね。

うーん、やっぱりうまくいかない。もっといいデザインがあるはずなんだけれどなあ。

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衣谷 創
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プログラマー見習い
自己紹介:
とりあえず、メンタルの波が激しい今日この頃。
小説を書いてます。素人ながら。
コーヒーを飲んでいます。素人ながら。
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